みなさんこんにちは!ガンギショップスタッフのまっちゃです。
パート1に続き、ガンギちゃん可動式フィギュア作ってみたシリーズパート2です!!
もしまだパート1をご覧になられてない方はぜひ下のシリーズ構成より見て頂けると嬉しいです✨✨✨
ガンギちゃんフィギュア記事のシリーズ構成はこちら♪
[パート1] | 骨組み・関節パーツ3Dデータ完成まで | |
[パート2] | 3Dプリンターで関節パーツプリント完了から2次硬化まで | ←今ここ |
[パート3] | 体や洋服などの小物パーツの作成 | |
[パート4] | パーツ塗装作業 | |
[パート5] | 可動式ガンギちゃんフィギュア撮影会 |
前回は関節パーツのデータ作成から3Dプリンターでプリントし、造形が完了するところまでをお届けしましたが、今回はその後の工程をお届けしていきます!
↓今回の記事の目次です!!
・造形物をプラットフォームから外す
・造形物の洗浄
・造形物の乾燥
・2次硬化
・硬化したパーツの表面処理
・レジン液の後処理
・レジンVat(レジンタンク)の洗浄
・3Dプリンター全体の洗浄について
1. プリント終了(造形物の措置について)
↓3Dプリンターで造形までが完了しました!
それでは次の工程に進んでいきます!!
(☆造形写真については見えやすいようにグレーレジンを使用して説明していきます。)
↑3Dプリンターでプリントしたての関節パーツたち♪
ここから次の作業に進んでいきます!
造形物をプラットフォームから外す
プリントが完了した造形物をプラットフォームから剥がしていきます。
造形物をプラットフォームから剥がすには、スクレーパーをパーツとプラットフォームの間に当て、スクレーパーの柄の部分をハンマーで叩くと綺麗に剥がすことができます!
造形物の洗浄
造形物をプラットフォームから外したら、造形物を水と洗剤で洗っていきます。洗い残しがないようしっかりと洗浄しましょう。
(洗い残しがあると、表面に残っていたレジンが硬化してしまい、仕上がりに影響が出てしまうので注意しましょう。)
洗浄の際は、写真のように容器に水を溜めた状態で造形物を洗うようにしましょう。
※洗浄後の水については、そのまま捨てず、ザルなどで析出物を取り除いてから排水してください。
造形物の乾燥
造形物の洗浄後、プレートからパーツを外し、一つずつ不織布を使って水分を拭き取ります。
洗浄後そのままにしておくと、、、、
↑こちらは洗浄後に洗面所でそのまま立てかけて乾燥したものになります。
よく見ると、表面にポツポツと穴が、、、
失敗の原因にもなりますので、表面の水分はしっかりと取り除きましょう。
2次硬化
表面の水分を拭き取った後は、ELEGOO Mercury UV硬化ボックスを使ってパーツを硬化させていきます。
(光ってる感じがかっこいい、、、!!!!)
硬化したパーツの表面処理
2次硬化が完了したら、表面にやすりがけをして整えていきます。
これが完了すると表面がツルッとしてとっても綺麗に✨✨
関節パーツについては、やすりがけの際に接続箇所を確認しながら調整していきます。
2. 使用後のレジン液・3Dプリンターの洗浄について
レジン液の後処理
パーツができたところで後片付けもしっかりしていきましょう!
造形終了後、レジンVat(レジンタンク)に残ったレジン液は、濾紙を使ってボトルに戻します。
※濾紙に残った硬化したレジンは紙で包んで燃えるゴミとして処理してください。
レジンVat(レジンタンク)の洗浄
レジンVat(レジンタンク)の洗浄にはアルコールスプレーを使用します。
(※濃度は70%以上のもの)
スプレーを噴霧し、不織布で拭き取ります。
その際に、
こんな感じ(すごく見えにくいですが…)で小さな硬化したレジンが出てくることがあります。
こちらも紙などに包んで燃えるゴミとして捨てるようにしましょう。
3Dプリンター全体の洗浄について
そのほかの3Dプリンターの各部位の洗浄については、レジンVat(レジンタンク)の洗浄で使用したアルコールスプレーを使ってしっかり拭き取って完了です!
関節パーツの完成
3Dプリンターの洗浄が完了したところで関節パーツも2次硬化が完了しました!
↓2次硬化まで完了したパーツがこちら♪
細かいパーツがたくさん、、、!!!!
この状態ではまだどのパーツがどこの部分か分からないですね、、、
続きが気になるところですが、今回はここまでとなります!
次のパート3では、ガンギちゃんの体や服などの小物パーツを作っていきます!!
次回更新をお楽しみに〜♪
まっちゃ
ホビーショップガンギのスタッフで、デザイン部に所属しています。ブログも撮影スキルも初心者ですが、試行錯誤しながらみなさまのフィギュアライフがさらに楽しくなるような記事を書いていきたいと思います!